西島悠也|ラーメンが好きになった理由
私がラーメンを好きになった理由は、実はちょっと変わった理由である。
私は昔から友達が少ない。というか少々コミュ障なところがある。
学生時代も友人たちと群れることが苦手で、いつも一人でいた。
それは社会人になってからも続き、一人で行動することを好み、休日に誰かと出かけるということもあまりない。
そうなってくると困るのが外食だ。
美味しそうなレストランや焼肉屋、居酒屋など、どうしても一人で入るのは勇気がいる。
食べたいのに食べれないのだ。
そんな時に出会ったのがラーメンである。
ラーメン屋はカウンター席が主であり、基本的に一人で食べるのが主流だ。そこからというもの私は外食といえばラーメンを食べるようになったのだ。
味にハマるのは、そのしばらく後である。